心斎橋筋の繁華街中心部を1本路地に入った奥にあるロケーションは抜群だが目立たない所にあり、真っ赤なカウンターだけの典型的ラーメン屋風造り。担仔麺(タンツーメン)(685円)は鶏ガラに香味野菜の甘味を効かせたあっさりした透明なスープに半分はラー油の紅が鮮やかに覆うツートンカラーで化調はかなりキツめ。細ストレート麺は黄色くツルリとしているがやや柔らかめで旨味も浅い。台湾ミンチのトッピングはアッサリと仕上げたソボロにセロリや椎茸などの具が入りヘルシー度は高い。味付け卵は半熟の方が好みだが、台湾では固ゆでがデフォルトなのだろう。スープに浮かぶセロリの葉と茎が口の中の辛さをリセットしてくれ歯ごたえも面白いが、ややバランスが悪くインパクトにも欠ける。ただロケーションの良さはもちろんノンストップ営業で深夜までなので、覚えていて損はないお店。