御坊の駅から少し離れた街中に数軒店が集まった一角にあり、やや薄暗くカウンター5席にテーブルが4卓のウッディで落ち着いた店内。坂本竜馬のポスターが掲示されている。豚骨ラーメン(580円)は豚骨に少しの鰹と昆布でまとめた白濁スープで細かい背脂が浮き、殆ど臭みは無くコラーゲンは多めだがあっさりと食べやすい。細ストレート麺は真っ白でやや堅めに茹でられ、コシはあるが麺自体の旨味は薄くスープに少し負けている印象。バラとモモの2種盛チャーシューは肉自体の味は浅いものの、少し厚めに切られボリューム感がある。半熟煮卵(+100円)は濃いめの味付けであっさりとしたスープのいい引き立て役になっている。シャキシャキした茹でもやしの食感も心地良く、開店して10分で満席になる理由も頷けるお店だ。