父の高校時代の青春の味で、小さい頃は里帰りの度によく連れられて行ったものだ。機会があって久しぶりに訪ねてみた。チャーシューメンを。あくまで懐かしさで訪ねたのであって、味は正直不味さの確認くらいのつもりだったのだが、どうしてどうして。魚の効いた和風出汁のスープは首都圏のラーメンをそこそこ食べている僕でも、けっこう美味く感じた。麺は柔らかく、チャーシューは固かったが、これらを少し工夫したら、今時でもそれなりに評価されるのではと思ったくらい。でも今のままが「ミツワのラーメン」なんだろうな。僕もそれなりの歳になって、その貴重さを感じるようになったw。商店街は寂れてしまっているが、まだまだがんばって続けて欲しい。