浜松赴任後10ラー目。東京荻窪に10ウン年住んでいた者として気になる店名。11:40入店で既に満席。あっという間に外待ちが出来る。噂通りの人気店のようだ。看板の『十八番ラー』はトッピングがスープに影響しそうだったから敢えて避け『チャーシュー麺』をデフォで。あと餃子3個。予想通りのスッキリ系醤油。シンプル且つクリアーなスープ。唸らせるような凄みはないものの水準以上を感じた。中加水の中細縮れ麺は事前情報通りにやや柔らか目を狙った仕上がりながらもちもち感を残しているから決して茹で過ぎといった感じではない。特筆すべきはとろける見事なバラチャーシュー。このクオリティのものがこれだけの厚さで4枚も並んでいる姿に無意識に笑みがこぼれた。私が知る限りの東京荻窪ラーのどれとも似てはいないが、大きなくくりでは同じ方向性といえるかもしれない。大ぶりな餃子は3個でも充分な満足感。香り良く焼き上がった皮がパンパンに張る位に詰まったジューシーな餡。ニンニクの効き具合もなかなかで、しかも安い! 全てに丁寧な仕事に好感。一票!