阪神大石駅を南下して国道43号線を越えて旧西国街道を西に折れて少し歩いた住宅や町工場がある閑静な地区にあるプレハブの外観で、店内は赤いメラニンのカウンター10席のみで奥に工場の一部が見える。チャーシューメン(900円)は豚足や豚骨、豚皮に玉葱や昆布などの野菜の甘みを加えたオレンジ濁色の豚骨醤油スープで臭みは無いがややあっさり過ぎる印象。3種の小麦粉を使った自家製極細ストレート麺はしっかりとした歯ごたえがあり、ややスープの吸い上げが弱いのでバランスが悪いのが惜しい。注文の都度に切るモモ薄切りチャーシューは丼を覆うほど約15枚程度入り、パサつきは無く薄味だが肉自体の旨味はちゃんとする。もやしはやや水っぽくスープがさらに薄くなるのが残念。14:00までのランチセットはかなりお得。近隣に殆ど飲食店が無く、ノンストップ営業なので地元客には貴重なお店である。