新三田駅前交差点角の好立地にある昭和レトロな看板で演出した目立つ店舗で、店内はL字型カウンター11席にテーブル2卓の中バコで広い厨房が見渡せる。とんこつ(650円)は豚骨のみに野菜を加え20時間炊いた明るい茶褐色のスープで、臭みは無く驚くほど酸味があるのであっさりした印象。極細やや縮れ麺はコシもあり喉越しも良く、やや飽きやすいがスープに合っている。バラチャーシュー薄切りは八角と黒砂糖を使った独特の風味で、甘めの味付けがアクセントに重要な役目。モヤシも水っぽさは無く青ネギも地場産で甘い。麦ごはん(並150円、〜15:00は無料)を最後に投入して卓上の海苔やニラ、生ニンニク(いずれも無料)を入れるとおじや風で旨い。店主の意気込みを壁に殴り書きして内装も面白く、元気があるお店だ。