千里中央駅と繋がった駅ビルの2階の屋外広場を囲む明るい飲食店街の一角にある目立つ外観で、カウンター17席にテーブルが5卓もある明るくて奥に深い店内。醤油(680円)は鶏ガラメインに豚骨と昆布や鰹、玉ねぎなどの野菜の甘みが溶け込んだ透き通った褐色のスープで、やや甘くスッキリとした味わいでまろやかな口当たり。中縮れ麺は漢皇帝麺という古代の高級麺を復活させたというこだわり麺で、スープの吸い上げは弱いがプリプリとしたコシと微かにする漢方の香りが身上で喉越しがいい。チャーシューはモモとバラを混ぜ、肉自体の味は弱いが柔らかく煮込まれ味付けも控え目で柔らかなこのラーメンには合っている。青ネギに白ネギ、もやしに人参、青菜などタップリの野菜の甘みが溶け込み、大きめの木耳の歯ごたえも楽しい。セットメニューやサイドメニューも豊富で昼休み無しで抜群のロケーションは非常に便利だ。居酒屋百番の経営らしく、明るい接客も気持ちいい。