JR京橋駅北口から真実の口が目印の新京橋商店街を北上してしばらく行った左手の雑居ビルの奥にある目立ちにくい居酒屋風外観で、L字型カウンター10席のみのこぢんまりした店内には若店主夫婦?の好みか賑やかなレゲエのBGMが流れる明るく温かみのある店内。本格こってりとんこつらーめん(700円)は拳骨多めの豚骨に昆布や野菜の旨味を合わせた茶濁色のスープで、乾燥ニンニクチップの香ばしい風味と細かい背脂のコクが絶妙な奥行きを出している。細ストレート麺は固めでコシがあり、加水率が低いのでよくスープを吸い上げ麺自体の旨味も微かにある。バラロールチャーシューは箸で崩れ落ちるほど柔らかく煮込まれ、肉自体の旨味とよく染みた味付けがインパクトある。もやしは茹でてないので水っぽさが無くシャキシャキした歯触りが小気味よく、八角風味のメンマもアクセントになっている。明るい店主夫婦?の接客と場所柄飲み屋使いにしているサラリーマンやお姉さんなどでアットホームな雰囲気がマル。