店内はカウンター8席だけの小さなお店。お冷やはカウンターにピッチャーとコップが置かれていてセルフでした。メニューは塩と醤油のラーメン、ライス、〆飯、ビールと至ってシンプル。ラーメンを見て先ず驚いたのが具の豚肉です。見た感じ生の豚腿肉が載っていました。「このお肉は燻製ですか?」と聞いてみると「真空低温調理法で調理しているんです」とお答えが返ってきました。真空低温調理法とは、1970年代後半にフランスでフォアグラのテリーヌ用に開発されたそうです。食べてみると食感は柔らかく、生ハムのように肉全体に塩味が染み渡っていました。他の具はネギと青梗菜が入ってました。スープは丸鳥とイリコで採っているそうで、イリコの良い香りがしました。麺はやや縮れた細麺でした。あっさりとしたスープとこの麺との相性は良かったです。ご馳走様でした。