11時20分に初訪。看板メニューのタンメンと餃子を注文。タンメンはやや白濁りしたスープが、炒め油のせいか、表面はキラキラしてるものの、しつこさは無く、むしろ薄味のためかあっさりに感じら、初めのうちは物足りなさを覚えるが、飽きのこないジワッと引き寄せられる旨味に夢中にさせられ、気がつけば完飲。麺は平打ち中太の少しウェーブを打ったストレート。茹で加減は柔らか目なのが×だが、そのぶん麺の弾力と小麦の旨味を味わえるところは○。たっぷりと盛られたもやし中心の野菜も、シャキシャキと炒め加減も絶妙。食べ応えもある一杯。餃子は焼き加減と焦げ目のパリパリ感が絶妙、モチっとした皮の中はジュワっとジューシーな出汁の肉の旨味が濃厚だがさっぱりとしており、何個でもイケそう。ビールには最高のつまみだ。子供が頼んだ玉子チャーハン、パラパラというよりしっとりとした仕上がりで、こちらも薄味だが玉子の旨味が効いて美味しい。食した料理、すべて淡泊で薄味だが、ベースとなるダシの旨味がしっかりしてるからだろう、物足りなさは微塵も感じない。最近味付けが濃い店が多いが、こういう店が自分は大好きである。