14日分。普段食べ歩きは電車だが、今回は最寄駅から遠いためクルマで出発し、目と鼻の先にあるショッピングセンターの無料駐車場にクルマを止め、開店の11:00に家族とシャッターで初訪。後客4。店内はカウンターが4席、カウンターの後方の座敷にテーブルが2卓あるレイアウトでラーメン屋らしからぬつくりが印象的。中華そば大盛を戴く。スープは淡い醤油色に澄んでいるが表面を薄っすらと鶏油が覆い、煮玉子程のサイズに固められたフワッとした食感の豚の挽肉が載っているのが特徴。ベースの出汁は動物系より鰹などの魚介節系が強めに出てる印象だが、鶏油のコクに、豚の挽肉から滲み出た旨味や甘味が加わることでスープに厚みが増し、あっさりながらもしみじみと滋味深く、心地良い味わいだ。一方麺は縮れ中細麺。割とコシがありスープに絡んで持ち上げも良くこのスープに合った麺だ。全体として派手さは無いが昔懐かしい感じがする、毎日食べても飽きのこない癒し系一杯だが、わざわざ遠征するほどでもない感じだ。