13日11:30に初訪。前客3後客13。塩としょう油ラーメンを戴く。スープはどちらも薄っすらと濁りがあり、ベースの出汁も一緒で、豚と鶏ガラの動物系と、煮干し鰹節の魚介系をじっくり煮出したあっさり和風の無化調スープなのだそうだが、味わいは動物が主体で魚介の風味は余り感じられない。そのうえ強い塩気と、ふりかけてある一味唐辛子が相乗し、味覚が麻痺するくらいに刺激的な塩辛さが口の中に広がり、折角の出汁の旨味が余り伝わってこない。更にしょう油

、醤油ダレは好みの感じなのだが、塩気や辛味に加え醤油味が勝ち過ぎている感じで、塩

以上に出汁の旨味は伝わってこない。どちらの

もこの塩気と辛味は食後暫くの間、残るほどだ。せめて注文の際は一味は抜いてもらった方が断然良さそうだ。一方麺は多少縮れた中細平麺。スープの持ち上げが良く歯応えのある踊るような食感やツルツルとした啜り心地が楽しめるのだが、食べ進むにつれスープを吸ってしまい、食感は頼りなくなってしまうのが残念だ。無化調を謳い食材や調理にこだわりがあるなど好感が持てる一杯なので、出来ることなら一味唐辛子を抜き、塩気を抑え気味にしてもう一度味わってみたいものだ。