11日11:20に初訪。レトロな店内にはドラマ「三年B組金八先生」の舞台になった為なのか、ポスターや出演者のサイン色紙が飾られている。前後来客0だったが、数件の出前注文が前後に入っていた模様で、自分が注文したラーメンが出てくるまで待つこと15分、出てきた
のスープは澄んだ淡い醤油色の超あっさりな口当たりで、塩分濃度の高めの醤油ダレの風味と、やんわりした鶏ガラベースの出汁が織りなす懐かしさのある味わいが楽しめる仕上がりなのだが、塩分過多でグイグイと幾らでもイケる感じではないところが惜しまれてならない。一方麺は多少縮れた中細麺。持ち上げはいいが、柔らかめな歯応えの乏しい食感や、時間の経過とともに麺の味がスープに溶け出すところは今ひとつだが、それがかえってレトロ度を高めている感じもあり許せてしまう。懐かしさと共に素朴さ溢れる今や貴重な一杯でありお店でもあり、これからもずっと、この味を守り営業を続けてほしいものだ。