11:45に初訪。前客9後客2。ここではラーメンを炒麺と書くのだが、その炒麺を戴く。スープはクリアに澄んだ醤油色。濃過ぎず薄過ぎず割とスッキリ感のある醤油風味がキリリと香る鶏ガラベースで、化調も気にならず最後まで飽きずに戴ける、油の少ないあっさりとしたシンプルで素朴な味わいだ。一方麺は縮れた中細麺でスープの持ち上げが良く、老舗な割には茹で上げが硬めでぷりぷりっとした食感が心地よく好みだ。昭和の面影を色濃く残す渋〜い外観と店内で食べるノスタルジックな東京
には、何だかホッと気持ちが癒やされるが、こういうお店にはいつまでも営業を続けて欲しいものだ。