環7が出来た時にオープンした創業50年近くなる老舗のこちらに12:50に初訪。前客4後客2。何でもこの店のウリは竹を使用し打った麺らしいが、ワンタンや餃子の皮まで手打ちしているとのことで、店内奧は本格的な作業場になっている。それならばと、わんたんめんを戴く。スープは澄んだ淡い醤油色で、醤油風味が香る鶏の旨味に野菜の甘みを感じる、あっさりとした古典的な味わいがなかなかな好みの仕上がりだ。一方麺。期待を超える圧巻な仕上がりで、太さがまちまちな縮れた平麺は、スープの持ち上げの良い、不揃いな麺が織りなすプリプリでピロピロとした食感がたまらなく魅力だ。これぞ本物の手打ち麺という出来映えにただただ驚くしかない。但しワンタンの皮は極普通の食感で期待外れであったが…。定食や単品も充実しており近くにあれば重宝しそうな佳店だが、個人的にはこの麺で、
だけでなく他のメニューも味わってみたくなる位に、兎に角、麺が際立って秀逸に感じた超オススメの一杯だ。