大勝軒の永福町系列のこちらに12:20初訪。前客17後客10。煮干の芳香が店内は勿論、店外まで漂っている。メニューには無い常連客の多くが頼む中華麺の麺と、ワンタン麺のワンタンが半々の量になる「半々」を戴く。スープは澄んでいるが茶色で透明度は高くない。割と醤油の効いた煮干が香り、本家に比べカメリアラードが少なく煮干がしっかりと感じられ、あっさりして好みだ。一方麺は縮れた中細麺で半々でも量があり、硬めに茹でられ歯応えは上々だが、今ひとつスープの持ち上げが良くない感じだ。ワンタンは口の中でふわっとくるかと思うと直ぐ溶けて無くなってしまい、食べた気が余りしなかった。二日酔いに煮干しの優しい味わいが、じんわりとカラダに染み渡る、そんな一杯であった。