12:38に初訪。前客1後客0。超コラーゲン上上ラーメンを醤油で戴く。スープは焦げ茶色で透明度はそれ程高くなく、醤油ダレは割と濃くしょっぱめ。スープの殆どがコラーゲンを溶かしたものらしく、そこに動物系や魚介節系など定番の材料の他、漢方薬など色々な素材の出汁が出ているようで、未だかつて食べたことの無い複雑な味わいだが、これがなかなかイケる。滋味に溢れており僅かに舌に苦味を感じるものの、漢方薬臭さは無いので飲み易く、ついついその美味しさにレンゲが止まらなくなり完飲してしまった程だ。一方麺は縮れた中細麺。スープの持ち上げや、適度に歯応えが残る茹で上げも良い、懐かしい感じのするタイプだが、スープのようなこだわりは感じない。一杯1500円の価値があるかどうかは人それぞれだが、個人的には、ひとたび味わえばまた食べたくなる常習性を感じる、わざわざ遠征してでも食べる価値の十分ある一杯で、そう遠くないうちに今度は塩味を食べに再訪を予感させる一杯であった。