らーめん能登山 別館 塩

長後の2号店のこちらに10:30シャッター初訪。後客9。「特海老塩ら〜めん」「極上ごま油香る塩ら〜めん」「おこげで食べる塩ら〜めん」を戴く。スープはいずれも澄んだ黄金色。ベースの塩ら〜めんは動物系を感じない限りなくアッサリした魚介の出汁だが、多少強めの塩気が控えめな出汁感を補っている感じの仕上がりで、特海老は干し海老が、極上ごまは焙煎した胡麻がそれぞれベースの魚介スープに馴染んではいるものの、ベースの魚介の味わいを掻き消してしまっており、出汁を味わうなら断然おこげも楽しめる「おこげで食べる塩ら〜めん」がベストの選択だろう。一方麺は多少縮れた中麺。ゴワゴワっとした感のする独特な噛み応えで、スープと良く絡むが伸びるのが早い感じだ。具は叉焼、水菜、海苔、玄米?を揚げたあられ、刻みネギで、叉焼は肉厚で柔らかだが肉の旨味はいまひとつ。あられは食感や香ばしさがスープの良いアクセントになっている。個人的にはベースの魚介出汁をしっかり味わいたいので、海老にしろごま油にしろとは分けて提供するとか、シンプルな塩ら〜めんをメニューに加えるとかしてもらいたい、そんな一杯であった。