29日分。家族と仙石原に一泊旅行で、喜多方
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の名店「まこと食堂」と「あべ食堂」の姉妹店のこちらに15:20初訪。先客3後客3。塩ラーメンを喜多方麺で戴く。スープは黄色くほぼ澄んだ、アッサリ感のある動物系がメインの出汁で、多少出汁感はぼやけ弱いものの塩ダレが優しく出汁を活かした、程よい塩加減となっており最後の一滴まで飲み干すことが出来るじんわりと沁みる仕上りだ。一方喜多方から調達してる麺は平打ち縮れ中太麺。茹で上げは柔らかめだが、ツルモチでピロピロな口の中で踊る食感が楽しめ、スープの持ち上げも申し分ない。具は叉焼、メンマ、ほうれん草、海苔、刻みネギだが、叉焼は肩ロースで脂身が多く歯応えがあるタイプで、脂身無いモモ肉を使用した柔らかな食感の喜多方のものとは違っていた。珍しい塩味の喜多方
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が目に留まり思わず頼んでしまったが、出汁を活かした味付けで自分好みのじんわりな仕上がりで、これならデフォルトの醤油も期待が持て、明日30日の再訪を予感させる一杯であった。