金曜日13:30晴れ、初訪です。ラーメンと餃子(3個/200円)を。まずラーメンから。スープは鶏の旨味がしっかり出ており、そこに昆布の旨味と香り、濃口醤油の香りが合わさる、宝来軒と趣が共通なクラシカルなものでした。麺もしかりで、佐野系としては加水率が低く、気泡を含むタイプの乱切り平麺でした。スープ、麺を個別に見ると決して悪いものではないのですが、麺がやわめにゆでであるので、スープに対して力不足に感じました。どうしても麺を柔らかくするなら、スープの存在感を落とすべきとも思われました。食はバランス、であることを改めて考えさせられる一杯でした。餃子に関しては、皮が厚めなのですが、焼き面だけをパリ、その他の面はあえてモチモチ感を出さない仕様で、案の味付けも良く、なかなかの逸品でした。