麺匠 呉屋

29日分。13:12初訪。先客3後客4。「正油そば」を戴く。スープは透明度は高くないが澄んだ醤油色で、表面をうっすら油膜が張り熱々で多少オイリーな飲み口。ベースは鶏のようだがほんのり香る海老の風味をアクセントに鰹節がしっかり効いた出汁で、塩気は強いが、甘みの強い醤油ダレの濃厚な風味とも相まって、旨味感のクッキリとした分かり易い味わいに仕上がっている。一方麺はやや縮れのあるストレート中細麺。硬めに茹でられムギュとした密度の高い締まった食感で、スープとの絡みも上々だ。具は叉焼2枚、メンマ、海苔、鷹の爪、分葱、刻みネギで、叉焼は柔らかな部位と歯応えがしっかりした部位の2種類で、どちらも肉の旨味が詰まっており味わい深い。かなり好みに仕上がった一杯で、気になる「潮そば」や「海老そば」も食べに再訪必至な一杯であった。この後は「潤」にlet's go!