11:00初訪。先客0後客16。「海老塩らーめん」を戴く。スープは澄んだ琥珀色。動物系と魚介節を合わせた出汁は塩気が強めな割に出汁感は弱め。香味油の風味と焦がしネギの香ばしさが味わいをリードしフックとなっているが、桜海老は悲しいくらい量が少なく海老風味はアクセント程度だ。一方麺は胚芽が練り込まれ麺肌に粒々が見られる縮れた中細麺で、硬めの茹で加減だが食感は可もなく不可もなくといったところだ。ただスープとの絡みは良い。具はバラ叉焼、味玉半分、桜海老、メンマ、海苔、焦がしネギ、刻み九条ネギで、叉焼は口の中でトロける柔らかさだ。
不毛エリアの横浜市泉区にあってはトップクラスの仕上がりじゃないかと思える、まずまずな一杯であった。