新宿御苑前の「更科」からの連食で12:51初訪。先客12後客2。鶏糸糸湯麺(糸糸は本来1文字)、要するに鶏そばを戴く。スープは淡い白色で鶏白湯スープのような見た目だが、サラリとしてアッサリな飲み口。鶏ガラ中心の出汁は塩気が強めに効いており、しっかりした鶏の旨味感が伝わってくるがスープに厚みや深みが余り感じられない仕上がりだ。一方麺は自家製で、太さがまちまちのストレート手打ち麺。その場で打ち立ての麺が味わえるが、茹で上げが柔らかめで余りその良さが食感として伝わってこないのが残念も、ざらついた麺肌がスープを適度に持ち上げてくれる。仕上がり的には浅草の「馬賊」の麺に近い感じか。具は蒸し鶏、ほうれん草、刻みネギのみだが、蒸し鶏はモモ肉で柔らかくジューシーな鶏の旨味が味わえる。食べ歩きの対象としてる
とは味わいの方向性が違う中華料理店系味わいで、ちょっと残念な一杯だった。