屋らしからぬカフェのようなこちらのお店に12:05初訪。先客14後客15。塩らーめんを戴く。スープは黄色味を帯びた色合いに濁りトロンとしてクリーミーな飲み口。鶏メインの動物系をベースに干し貝柱や香味野菜を加えたという出汁は、油感や塩気が程よく効いており、出汁感とのバランスの良い仕上がりで飲み易く、味わい的にはコーンポタージュのようだが、後味的には昔食べた「サッポロ一番塩ラーメン」の味わいのようでもあり微妙なところだ。一方麺は縮れ中細麺。硬めに茹でられホグホグとした歯応えは乾麺のような食感。スープとも余り絡まず相性を含め麺自体もイマイチだ。具は叉焼、メンマ、葉物(鎌倉野菜)、白胡麻、刻みネギ、それに変わり種で木耳とクコの実が載っており、叉焼は大ぶりだがペラペラも、炙られており香ばしい肉の旨味と柔らかな食感が味わえる。鎌倉とはいえ駅からはかなり外れており、小雨も降り車や人通りも少ない休日にも拘わらず、客足は結構絶えず満席をキープしているのかが何故だか良く解らない、個人的には不味くは無いが特に惹きもない、無難な仕上がりという感じの一杯であった。