和風らーめん 凪

11:00シャッターポール初訪。次客11:25着で後客9。「凪らーめん しお味」を戴く。スープは多少濁り、淡い黄色味を帯びている。鶏と魚介を合わせた出汁で、塩ダレが程よく塩気も柔らかく効いており、良く言えば鶏の旨味と魚介の風味が、実に穏やかでふんわりとした優しい味わいだが、悪く言えば輪郭の多少ぼやけた感のする味わいだ。別皿で付いてくる干し小魚と切り昆布は、特に昆布の塩気が強いので繊細なスープには合わない感じだ。一方麺は喜多方や佐野風の縮れ中細の手揉み麺。ツルシコピロな食感が味わえスープとの相性もまずまずだ。具はバラロール叉焼、ほぐし叉焼、煮玉子半分、メンマ、干しエビ、カイワレ、刻み葱で、叉焼は表面が炙られ香ばしく柔らかで多少胡椒を効かせ肉の旨味を上手く引き出しているが、ほぐし叉焼はシーチキンのような見た目の粉っぽい食感で、味もいまひとつだ。また干しエビは微量で風味は殆ど感じられない。仕上がりに品の良さは感じるものの、最寄駅鶴瀬から30分強かけて行くだけの惹きは感じられない残念な一杯であった。この後は志木の「うえだ」にlet's go!