金沢遠征四軒目。昨日訪問するも臨休でフラれたリベンジのこちらに12:30初訪。先客8後客5。らーめんを戴く。キラキラと輝く澄んだ黄金色のスープに麺が揃えて折り畳まれ、具材が丁寧に配置されており、見た目に美しく食べるのが勿体無い程。鶏の旨味と節系の風味がしっかり効いた出汁だが、塩気が多少強いのもさほど気にならない位に香味油の惹きのある味わいが際立っており、アッサリだがコクと深みがある惹きの強いグイグイ飲ませる仕上がりで、余韻のある後を引く味わいだ。一方麺はストレート中細麺。硬めに茹でられサクサクッとしたしっかりした歯応えに、滑らかな啜り心地と喉越しが味わえ、スープを良く持ち上げてくれる。具はバラロール叉焼、メンマ、赤巻、水菜、刻み葱で、叉焼は箸で摘むとホロリと崩れる柔らかさで、脂身を殆ど意識させない上質な肉の旨味が味わえる。塩味にこだわるだけのことはあるクオリティの高い仕上がりで、諦めず訪問した甲斐のあった一杯であった。