12/23(祝・金)12:35に「ばくばく」からの連食で初訪。店内はTVで見覚えある、年季の入った食堂然とした雰囲気。BGMもなく、先客9が思い思いにビールをあおったり、おでんを突ついたりしている。
ラーメンはシャバい塩豚骨スープに柔い細麺の組み合わせで、現代的なラーメンとは全く別物…でも、この1杯が九州から移住してきた製鉄所労働者の胃袋を満たし、高度成長期を陰で支えてきたんだな…と思いを馳せると歴史遺産的な意味があるように感じる。
チャーシュー、キクラゲ、モヤシ、海苔、葱も乗って270円の値段は感涙モノ。うま調の変なベタツキがない点は○。
店で最高プライスはチャーシューメン(450円)を抑え、なんとビール大瓶(500円)。
小上がりで製鉄所勤務と覚しき方が親子4人でラーメン・おでん・ビール・ジュースを楽しんでいたが、このスタイルがとてもハマって見えたな。何と言うか、味云々だけでない、九州ラーメンの原型を見た思い。
店内掲示によると、年内は休まず12/31(土)15時頃まで営業、1/1〜3は休みで1/4(水)から営業開始とのこと。