開店当初に伺って以来なので約3年振りくらいでしょうか。
すっかり人気店になっているらしく、この日も外待ちができていたので並んで待っていると、後客2組が入口近くで何やら記帳している模様。
案の定、記帳した順に呼び出されます(苦笑)。
店外に記帳に関する案内が全くないので、一見客や自分のように久し振りに来た客には厳しい仕打ちですね。
気を取り直して、注文した醤油ラーメンと御対面。
見た目は淡麗系の王道といった印象で、ここは前回と変わりはありませんが、今回は丼から立ち上る節類の濃密な香りに断然差があります。
動物系は鶏がメインで、全体に上品な味わい。
わかりやすい旨味たっぷりの味ではないので食べ手を選びますが、開店からブレずにこの道を追求してきたことが実を結びつつあるのを感じます。
胚芽か外皮を練り込んである細ストレート麺はザクザクとした食感がスープと好相性。
カウンターの最上段には藻塩や粟国の塩がさりげなく置いてあって、御主人の研究熱心振りが垣間見えます。
しかもBGMは全てStevie Wonder !!
この時点でセンスの良さがわかろうというものです。