2012/2/8分。幡ヶ谷にあった既訪の「麺処 三ZEN」が移転、屋号を変更してリニュアルオープンしたこちらに13時初訪。先客6後客1。「らーめん」を麺硬め、油少なめで戴く。スープはクリーミーで円やかな白濁豚骨タイプ。「豚のうまみらーめん」というだけ あって、クセや臭みが無くクリアで上質な豚出汁のコクある旨味が楽しめ、それでいて無化調らしい角のない円やかな優しい味わいに仕上がっている。一方麺はストレート極細麺。硬めの茹で上げで歯応えがよく小麦の旨味が感じられ、スープとの相性もグッド。具はバラ叉焼、うずらの煮玉子、海苔、刻み青葱。叉焼は脂身が多く薄っぺらいが、柔らかく肉の旨味がしっかりしている。総じてクオリティが高く仕上がりは悪くないが、メジャーな駅前立地に変わり客数が増えた分、スープに「麺処 三ZEN」の時のような豚の旨味の圧倒的な濃密感が薄まってしまったところが少しだけ残念な一杯であった。