2012年12/29分。ほん田の出身者による新店とあっては行かないわけにはいかず11:05初訪。先客1後客 7。「豊魚鶏だし醤油ラーメン」を戴く。スープはほん田ライクな澄んだ淡い醤油色。鶏と魚介の出汁は、ほん田のスープと比べると鶏の旨味が多少弱い印象を受けるが、醤油ダレが程よく合わさっており、出汁感に不満はなく、そこに玉葱、ニンニク、生姜、更に隠し味に林檎も入れたという香味油を組み合わせ、アッサリな中にコクを演出している。ほぼほん田テイストを踏襲しているが、こちらの方が更にスッキリ・アッサリとしており、全体的に優しくホッとする味わいに仕上がっている。一方麺は自家製のストレート中細麺。ツルシコが両立した秀逸な麺で、自家製麺の良さが際立っている。具はモモ叉焼、メンマ、海苔、白髪葱、水菜、揚げ葱。叉焼はレアな仕上がりで、しっとりして柔らかな肉の旨味が味わえる。揚げ葱は香ばしく仕上がっておりスープのナイスなアクセントだ。出汁の厚みやコクの深さではほん田には及ばないものの、仕上がりのクオリティやレベル感はほん田級で大満足な一杯であった。