平成24年3月。海老をはじめ海産物をふんだんに使用したスープは、既に湯気の中から海老のおいしそうな香りがぷんぷんとしています。レンゲにすくって綺麗な琥珀色のスープを一口すすると海老のおいしい香りが口一杯に広がります。それでいて生臭さを感じさせず鮮やかな香ばしさのみが残る絶妙の味作りです。干し海老や有頭海老のロースト、干し貝柱といった乾物の香ばしさが凝縮されていながらも、乾物臭さもなく、完成度の高い上品なスープに仕上がっています。海老も主張し過ぎず塩味もまろやか。
麺は細麺と太麺を選べるようですが、丸文ラーメンの場合には特に指定がなければ、標準的にオススメの細麺になるようです。縮れ具合はほぼストレートにかすかに縮れさせた程度て、するすると行ける、あっという間の170gです。
トッピングはうれしい半熟玉子が丸ごと一個。麺に絡めて最高の味でした。かいわれの食感もいいアクセント。チャーシューはまるでトンポーローのように皮付きのバラ肉が三枚もあり、皮のゼラチンも嬉しいですが全体にとろとろで最高でした。おまけに肉入りワンタンが一個入っていて予想外のおまけのサービスに最後まで痺れてしまいました。
想像以上においしい一杯でした。御馳走様でした。