11:45到着。前3後2
秋葉原本店には、実に21年ぶりの訪問。(記憶が正しければ…)
あの頃の本店ではやっていなかった「ぼんしゃん」をオーダー。
店舗奥の一人カウンターで待っていると、後ろの二人組の「天下一品を薄くしたみたいな味だな。」の言葉に、『オイ!全くの別物やろう!どんな味覚しとんのやねん!』と心の中でツッコミながら着丼を待つ。
着丼したものを見た瞬間に、脳に信号が走る。
『何かがちがうよ。』みたいな…スープを一口含むと確信へと変化を遂げた。
何かが足りない…そう、昔食べた「こぼんしゃん」の時感じた中途半端感が蘇る。
ぼんしゃんは原宿と銀座にて何度となく食べたが、それに比べ濃さ、香りが別物であったのだ。
そして麺も、昔食べたものは、もう少し加水率も低く小麦を感じられるものだったはず。
九州じゃんがらといえば、臭みの無いマイルドな豚骨を売りにしていた店だが、ぼんしゃんはそれの対極にいたスープだったはずだが…これも秋葉原という街を歩く人の層を意識してなのだろうか。
万人向けとしては、豚骨臭の無いクリーミーなラーメンなのだろう。
自分的には残念でならない一杯だった。