ここは醤油ラーメンの至高形、または原形♪
千葉の奥地まで来る甲斐あるよー!土気駅から徒歩14分くらいで大きな郊外型スーパーの駐車場の隅に小さなプレハブ小屋がある。近づくとたしかに匠である。
手動の引き戸をあけるとカウンターだけのこじんまりした店舗。親父さんとおかみさんが二人で切り盛りしている。注文はオーソドックスな中華そばを大盛で。600円とは安い♪麺は細いストレート、トッピングは海苔とメンマと煮玉子と豚の叉焼と刻みネギ少し。スープは鶏と煮干しと野菜の澄んだスープ。
まずはスープをひとすすり。…うまいよーー!
有りがちな煮干し臭いものとは別物、しかし煮干しの香りがスーっと鼻孔をくすぐり、次に鶏のあっさりとした肉肉しさが旨味のてこ入れを抜かりなく果たす。
そして、そのスープがまた細いストレート麺に完璧に絡んで舌をツルツルと撫でてくれる。その快感たるや筆舌に尽くしがたい!!
トッピングのシンプルさがかえってこの純朴だが至高な味の重要な要素である。この澄みきったしかし手間暇をかけた逸品こそが日本の醤油ラーメンと言えるのではなかろうか?
本当にご馳走様でした。
これこそ日本代表の醤油ラーメンである。