浜屋そば 浜屋

日曜15:30初訪。店外のオープン席も含めると70席はあろうかというテーブル席たくさんの店内は、ほとんどの席が埋まっている驚異的な満席率。 名物のソーキが乗った「浜屋そば」は、大が550円、小が350円と、かなりリーズナブル。ちなみに「沖縄そば」は大が650円、小が450円と、なんと名物の浜屋そばより高い! ちゃんと下調べしないとつい沖縄そばを頼んでしまうので注意が必要だ。 出てきた浜屋そばは、味付けは薄味で、スープの旨みで食べさせるタイプ。 豚足をたくさん使っているだろうスープは、コラーゲン質と甘味が潤沢で、口の中で広がって弾ける。 麺はやや縮れが強く、とろみのあるスープをしっかり持ち上げて、口に運んでくるのが素晴らしい。 ソーキは軟骨までとろとろで、かなりの技術を使っていると思われる。ソーキは炊きすぎると軟骨が抜け落ちてしまい、上手く仕上がらないはずなのだが、この店のソーキはその常識を覆している。 スープに添えられた卵の薄焼きも、上品な味のバランスと、彩りが見事だ。 優しい味わいと、安さに決して妥協しない姿勢、高い技術を併せ持った名店。