御殿山

水曜の1520時、空自からの帰りに初訪。東京から着たスーツなので少し暑い。風抜ける文化財のような古沖縄家屋が涼しげ。靴を脱いで縁側から畳の間の自然木の座卓につき、ソーキそば(中)の胚芽麺\600+ジューシー\230を発注し、しばし待つ。雰囲気よく、冷たいサンピン茶(ジャスミン茶らしい)が旨い。数分で着丼。丼ごと啜って見れば豚骨と鰹節のダシが優しくかつシッカリと効いた単純明快なスープ。説明書きによると無化調で豚骨ダシは一度冷却して脂を取り去るとのこと。シンプルかつコクがあって同時にアッサリってのがいい感じだ。麺は伝統の木灰水、胚芽麦を使った太縮れ平打ち麺。ボソッとした感じだがちゃんとコシも全粒麺のような味もある。かなり旨い。ソーキにいたっては、旨味肉とコリコリ軟骨で仕上げられた絶品。ジューシーと言う名の豚骨鰹節昆布ダシの炊き込みご飯は具には人参、豚、昆布にフーチ葉(ヨモギらしい)があり、コチラも伝統料理のよう。完飲完食!ご馳走様!。近代史と伝統が融合したシンプルな味わいが沖縄そばなのかもしれないとの思いが、モノレールの車窓から首里城を眺めて頭をよぎる。おっと、急がなきゃ。