ラーメン店というより、中華料理店といったところか。一度に5食分のラーメンと、ギョウザ等々調理を手際良くこなしていく店主にその道の技を感じられる・・・「豚骨醤油ラーメン」を食す。・・・少しショウガの匂いが感じられる豚骨醤油スープは、コクがありながらもスッキリしている。脂分も程よい。それに合わされる自家製麺はやや太めの多加水卵麺で、プリプリッとした食感が特徴的だ。かなり私の好みのものだ。また、トッピングのワカメが珍しく、見た目「万楽系?」とも思われたが、「和歌山ラーメン」を謳っている。正直、それともかけ離れている容姿である。チャーシューはモモ肉のようで甘めの味付けだ。・・・ひと通りの仕事を施された感のあるこの一杯のラーメンが、今どき珍しい「500円」というワンコインプライスは、かなりの評価ができる。