白川丸太町の少し西の南側に『てっぺん』の看板が目に入り、気になったので暖簾をググリ抜けることにしました。そこには、さわやかな若夫婦が笑顔で『いらっしゃいませ』と迎えてもらい、左奧にはテーブル2つと、右側がカウンターになっていました。当然1人なのと初めての店の手捌きチェックも兼て、カウンターに座りました。すると、ラーメン屋さんの合い言葉の『何しましょ?』の一声で、メニューに書いてある全てのサイドメニューが食べられる醤油のセットを頼みました。お冷やを呑みながら手捌き拝見です。無駄な動きはなく、調理してる間にもお客さんへの気遣いは忘れず、しっかりと目配りをされていました。数分待つと熱々の器には背油が程よくかかっており、今にもとろけそうなチャーシューがあり、早く食べたい気持ちを落ち着かせて、(僕なりの儀式)両手で器を持ち香りを楽しだ後、そのままスープを口にしました。(『てっぺん』の看板を見つけた事から、この幸せを感じた。) 自分に凄く合っているのか、背油スープが口の中で踊り、スルッと喉ごしがよく、麺との調和が非常に取れていて、1口目食べた時よりも、2口目、3口目が美味しく、深みがあり全体のバランスがとてもよく、お箸が止まる事はなく、あっという間に器の底が見える迄、食べていました。当然の事ながら、サイドメニューは、その後ラーメン無しで頂く事になりました。(サイドメニューにつきましては、抜群のタイミングで来ましたが、ラーメンに夢中でした。)この地域はラーメン屋が多いなか、店の若夫婦の態度や味や値段や全てが美味しかったです。 わざわざ食べに来る必要があるかと…皆さんにお薦めです。ご馳走様でした。